『ご都合主義ではない物語』
[お勧め度:5]
もともと前作の『ルビーウルフ』シリーズが好きで今回の新作もとりあえず買って読みました。
今回は読んでいて少し切なくなりましたが読んだ後に胸に残るような物語でした。
主人公は侵略された国の王女エパティークと侵略した国の第2王子エッセウーナ。話はエパティークの国が侵略されるところから始まります。
最初エパティークは何も知らないし自分はかわいそうと思っているだけの女の子でした。
エッセウーナも後ろ盾のない立場で第1王子に見下されていました。その第1王子にエッセウーナを生贄にして伝説の銀竜を呼び出すように命令されます。
そして2人はお互いを嫌いながら旅にでます。
なぜエパティークの国が侵略されたのか、銀竜の伝説とは何か、と世界観がしっかりとしていて読んでいて難なく想像することができました。
そして(ネタバレ?)最後は決して結ばれるわけではないけれどご都合主義で無理やりにくっつけるよりよほど感動しました。
気持ち的には続編を書いていただいてくっつけてほしい。
こんな終わり方はイヤ!と思ってはいるのですが、普通にこんな筋書きがあったら誰もがこの物語のようになってしまいそうな、そんな感じです。?わかりにくいですよね。
いま感覚でレビューしてりるので自分でも良く分からなくなってきました。
とにかく自然に流れるように進むお話です。