『好みによると思うけど……』
[お勧め度:5]
表紙に惹かれて買ったこの作品、多分ジャンルはSFになるのだろうと思う。
ただ、普通のSFと違い未来感はほとんどない。
宇宙を舞台に宇宙戦艦で戦う以外は、むしろ中世のような印象を受ける不思議な世界観。
貴族はいるわ、王はいるわと政治体制がまったく未来ぽくないほど原始的。
まぁ、この話の舞台は違う銀河らしいので、未来っぽくなくてもおかしくはないんだけども。
で、この巻の内容。
まず、話の舞台であるウェスタディア王国の王様が落馬が原因で死んでしまう。
宇宙戦艦はあるのに治療ポットはないのかと思うが、ないんだからしょうがない。
問題はこの王様が名君だったおかげで生き延びていた弱小国ウェスタディアの今後。
後継者になるはずの王子が逃げ出し、修道院に預けられていた15歳の女の子 ルシリアが女王になることに。
戸惑いながらも懸命に女王として国を支えようとする彼女は国民から絶大な支持を受けるが、
前王を逆恨みする隣国ラミアムの大公が軍を率いて攻めてくる。
当然、ウェスタディア軍も迎撃の準備に入るが、敵の偽情報に騙された指揮官たちが敵前逃亡してしまう。
それによって、6000隻のラミアム軍に対し、残ったウェスタディア軍は僅か580隻ほど。
誰もが絶望した中、現れる2人の救世主……って感じの内容になってます。
ここから先の展開は是非自分の目でご確認を。
個人差はあると思いますが、読んで損しない一冊だと思いますよ。